Works

演奏の他に、コンサート用(室内楽)、管楽器アンサンブルコンテスト用のアレンジも手掛けています。


*Classic Ensemble Collection*

1. Syncopated Clock.....Leroy Anderson (1908-1975)
2. Gavotte.....François-Joseph Gossec (1734-1829)
3. Salut D'Amour.....Edward Elgar (1857-1934)
4. Hungarian Dance No.6.....Johannes Brahms (1833-1897)
5. Dolly "Kitty Valse".....Gabriel Fauré (1845-1924)
6. Minuet in G.....Ludwig van Beethoven (1770-1827)
7. Londonderry Air.....Irish Tune
8. Dolly's Dreaming Awakening.....Theodor Oesten (1813-1870)
9. Hungarian Dance No.5.....Johannes Brahms (1833-1897)
10.Fiddle Faddle.....Leroy Anderson (1908-1975)
CD収録曲(全10曲) LPW-0806




※収録されている全楽曲は2008年からウィンズスコアより出版されていましたが、2019年をもちまして廃盤となりました。
手に取ってくださった皆様、演奏してくださった皆様、本当にありがとうございました。

■編曲者:竹林春奈

《編曲譜一覧》


Gavotte
ガボット Gavotte*木管四重奏
◆演奏時間 2分50秒
◆編成 Flute/ Oboe/ B♭ Clarinet/ Bass Clarinet

作品は元々、ゴセックが作曲したオペラ『ロジーヌ』の中の旋律をもとにしたヴァイオリンと管弦楽の為の曲で、 単純な伴奏の上にスタッカートで歌われる旋律がいかにも愛らしい曲です。題名の「ガヴォット」は、 フランスのアルプス山中のガップという町の住民をガボ(Gavot)と呼ばれていたことから、そこの民族舞踊曲をガボット(Gavot)と名づけられたそうです。
◆演奏のポイント
軽やかに。タンギングは柔らかく。

Hungarian Dance No.6
ハンガリー舞曲第6番 Hungarian Dance No.6*木管八重奏
◆演奏時間 3分40秒
◆編成 Flute/ Oboe/ B♭ Clarinet 1/ B♭ Clarinet 2/ Alto Saxophone 1/ Alto Saxophone 2/ Tenor Saxophone/ Bassoon

ハンガリー舞曲集はブラームスがハンガリーのロマ音楽に基づいて編曲した舞曲です。もとは四手用のピアノ曲として書かれた作品で、 それぞれの長さは1分程度のものから4分程度のものまでさまざまなものがありますが、管弦楽用に別人によって再編曲された第5番がとりわけ有名です。
◆演奏のポイント
サックスのリズムがしっかりするとフルートとオーボエが演奏しやすくなります。クラリネットとファゴットのバランスも大事です。

Dolly "Kitty Valse"
キティ・ワルツ Dolly "Kitty Valse"*木管五重奏
◆演奏時間 3分00秒
◆編成 Flute/ Oboe/ B♭ Clarinet 1/ B♭ Clarinet 2/ Bassoon

もともとはフォーレのピアノの連弾の曲で、「Kitty-Valse」はこのうちの第4曲。キティとは本来ケティのことで、エレーヌの兄ラウルが飼っていた犬の名前です。
◆演奏のポイント
ワルツなので重たくならないように注意しながら、高音は輝かしくキラキラさせてください♪

Hungarian Dance No.5
ハンガリー舞曲第5番 Hungarian Dance No.5*木管八重奏
◆演奏時間 3分00秒
◆編成 Flute/ Oboe/ B♭ Clarinet/ Bass Clarinet/ Alto Saxophone/ Tenor Saxophone/ F Horn/ Bassoon

ハンガリー舞曲集は、ブラームスがハンガリーの伝統音楽に基づいてピアノ連弾のために編曲したもので、全部で21曲あります。最初は、編曲として出版されたものの、中には完全にブラームス自身の旋律によるものもあり、現在では様々な楽器のための、また管弦楽のための編曲でも広く知られています。 ゆっくりとした『ラッサン』速い『フリスカ』と呼ばれるスタイルが頻繁に交替するテンポの変化が特徴であり、この曲の大きな魅力となっています。
◆演奏のポイント
テンポが変わる箇所は息づかいを合わせて。こちらもアルトとテナーサックスのリズムがポイントです。


Fiddle Faddle
フィドル・ファドル Fiddle Faddle*木管七重奏
◆演奏時間 3分50秒
◆編成 Flute 1/ Flute 2/ Oboe/ Alto Clarinet/ Bass Clarinet/ F Horn/ Bassoon

Fiddle Faddleは1947年に発表された作品で、題名は『バカ騒ぎ』という俗語からきている賑やかな曲です。 ヴァイオリンの別名であるFiddleをかけて、ヴァイオリンが終始忙しい旋律を繰り広げます。
◆演奏のポイント
ヴァイオリンパートのせわしく動くフルートとは対照的に、ホルンは美しい音色を奏でてください♪